SEOで上位表示させるための、競合サイト分析法

SEOキーワードの選定やコンテンツの作成では、競合サイトを分析することがとても大切です。検索結果の上位に表示されている競合サイトを分析し、勝てるキーワード・コンテンツを用意しましょう。競合サイト分析で、最低限チェックしておきたい項目をご紹介します。

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目次

1.少なくとも上位10以内はチェックする
2.「ページ数」「文字数」「被リンク数」に着目する
3.競合サイト 3つの分析項目
 1)サイトのページ数
 2)1ページの文字数
 3)被リンク数
4.競合サイトがあまりに強い場合は、狙うキーワードの変更も

1.少なくとも上位10以内はチェックする

SEOでホームページを上位表示させるには、競合サイトの分析が欠かせません。

競合サイトは、検索結果の上位に表示されている他事務所ホームページのことを指します。

上位10以内に表示されているサイトは、競合サイトと言って良いでしょう。

これら競合サイトをきちんと分析し対策を練ることが、ホームページを上位表示させるためには必要です。それでは具体的に、どういった項目をチェックしていけば良いか、ご説明していきます。

2.「ページ数」「文字数」「被リンク数」に着目する

競合サイトをチェックする項目は、さまざまにあります。その中でも、最低限3つの項目をチェックするようにしましょう。

現状のSEOでは、「ユーザーにとって役立つ情報」が、「多く掲載されているホームページ」が上位に表示される傾向にあります。そのため、ホームページを上位表示させるためには、

 ・ページ数が多い
 
・1ページの文字数が多い
 ・質の高いページが多い

ことが最低限の条件になります。そのため、競合サイトを分析するときも、

 1)サイトのページ数(インデックス数)
 2)1ページの文字数
 3)被リンク数(外部のサイトから自社サイトへ貼られたリンクの数)

の3つに着目してみてください。

3.競合サイト 3つの分析項目

それでは次から1つずつの項目を詳しくお話ししていきます。

1)サイトのページ数

最近のSEOでは、ページ数が多いほど、高い評価を受ける傾向があります。もちろん内容が薄いページが大量に合っても意味はありませんが、オリジナルの内容で、ある程度の文字数を確保しているなら、それなりの評価をもらえると考えて構いません。

このサイトのページ数のことを、「インデックス数」と言います。実際にあるページ数ではなく、Googleが認識しているサイトのページ数です。

競合サイトよりも、貴事務所のホームページの方がインデックス数が多い、もしくは多くする予定がある場合は、SEOで勝てる見込みも高いです。

ホームページを作成したら、最初からたくさんのページを用意するのはムリでも、毎日1ページ、1週間に1ページなど、コツコツと追加していきましょう。

インデックス数は「SEOチェキ」などの無料ツールで調べられます。

 ▼SEOチェキ
 http://seocheki.net/site-check.php

また、自社のインデックス数は、「Googleサーチコンソール」でも調べられます。

 ▼Googleサーチコンソール
 https://www.google.com/webmasters/tools/home

「Googleサーチコンソール」は、インデックス数を調べるだけでなく、さまざまに活用できるので、ホームページを作成したら登録することをおすすめします。

2)1ページの文字数

最近のSEOで評価されるのは、「質の高い」「オリジナル」のコンテンツです。

実際に「何文字以上」という規定はありませんが、「質の高い」内容であれば、それなりの文字数が必要と考えられます。

また、それなりの文字数があれば、たとえ同じ「相続税」について書いたとしても、「コピーコンテンツ」になる可能性も低くなります。文字数が少ないと、知らず知らずのうちにコピーコンテンツとみなされるような似通ったコンテンツを作成してしまうこともあります。

これらのことから、1ページの文字数はそれなりの文字数を確保しておくようにしましょう。1000文字~1500文字以上を目安にすると良いです。

上位に表示されているサイトの各コンテンツの文字数が少なければ、勝てる見込みは十分にあります。できれば競合サイトよりも、文字数の多いページを作成していきましょう。

ただ、あくまで「ユーザーにとって役立つ情報」であることが大前提です。同じような内容を繰り返して水増ししたり、話があちこち飛んで分かりにくくなったりしているコンテンツでは、いくら文字数が多くても高い評価は受けにくいので注意してください。

3)被リンク数

被リンク数とは、外部のサイトから自社サイトへ貼られたリンクの数です。

なぜこれが重要なのかと言えば、Googleのシステムでは「ユーザーに役立つ情報」かどうかをきちんと把握できないからです。そのため、他者からの評価を参考にしています。外部サイトからのリンクが多いサイトは、「ユーザーに役立つ情報がある」とみなされやすいです。

ただ、質の悪い被リンクは、逆にペナルティを受ける可能性があるので、質の悪いリンクを買ったり、あまり関連性のないサイトからむやみにリンクを貼ったりすることがないようにしましょう。

質の高い被リンクを、競合サイトより増やすことができれば、SEOでも上位に上がりやすくなります。そのためには、ユーザーに役立つ質の高いコンテンツをたくさんホームページに掲載することが大切です。

おおよその被リンク数は、「hanasakigani.jp」というサイトで無料で調べられます。

 ▼被リンク数の調査に「hanasakigani.jp」
 http://hanasakigani.jp/

4.競合サイトがあまりに強い場合は、狙うキーワードの変更も

いかがだったでしょうか。
今回は、競合サイトの具体的な分析法をお伝えしました。

もちろんこれ以外にも、「サービスの見せ方」「キャッチコピー」「何を強みにしているか」など、確認したい項目はいくつもあります。しかしすべてを一度にするのは大変なので、まずは今回ご紹介した3つの点に着目して、競合サイトを分析してみてください。

現状、競合サイトに勝っている必要はありません。将来的に勝てるよう、対策していけば良いのです。

ただ、さすがに競合サイトがすでに1,000ページ以上のコンテンツを持っていたら、それに勝つのは大変なので、場合によってはSEOで狙うキーワードを変更することも検討しましょう。

そういうことも含めて、SEO対策に取り組む前に、ぜひ競合サイトを分析してみていただければと思います。

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