税理士ホームページの目的は? 紹介か、集客か
税理士のホームページには、大きく分けて2つのタイプがあります。ホームページで「事務所紹介をしたいのか」「集客したいのか」で、コンテンツは大きく異なります。先生が作成したいのは、どちらのタイプでしょうか? 2つのホームページの違いをご紹介していきます。
1.事務所公式型
2.業務特化型
1)訪問者を増やす工夫
2)ホームページの訪問者からお問合せをもらう工夫
3.事務所公式型、業務特化型、どちらを作成すると良いのか
事務所公式型は、その名の通り、「事務所を紹介する」ことを目的としたホームページです。名刺代わりに活用でき、主に「紹介営業」と相性が良いホームページです。
たとえば、異業種交流会やセミナーなどで名刺交換をした後、先生に興味を持った人はほぼ100%、事務所のホームページを確認します。
先生のことを紹介された人も、すぐに先生に連絡をとるのではなく、まずはホームページを確認しにくるでしょう。
このように、事務所公式型ホームページは、すでに先生のことをある程度知っている人たちが来ることが前提です。「先生の名前」や「事務所の名前」でホームページに来る人を想定して、コンテンツを用意しましょう。
ホームページでは、「事務所の概要」や「先生のお人柄」を伝えるコンテンツがメインになります。先生に「信頼」して仕事を任せられることを伝えるのが、事務所公式型ホームページの一番の目的です。
ホームページには、先生の名前や経歴、事務所の住所や連絡先などの基本情報を正確に記載しましょう。また先生のお人柄が伝わるように、先生の趣味や考え方、モットーや得意な業務分野なども掲載しておくと良いです。
事務所の外観・内観や、先生ご自身の容姿が分かる写真も掲載しておくと、先生に仕事を依頼しようか迷っている人に安心感を与えることができます。
事務所公式型は、すでに先生を知っている人に、より詳しく先生のことや事務所のことを伝え、「信頼」を得るためのホームページです。
紹介営業をメインにしていくなら、「事務所公式型」ホームページの作成をおすすめします。
業務特化型ホームページは、事務所公式型と違い、「先生のことをまだ知らない人」たちにアピールするホームページです。まだ顔も名前も知らない新規顧客を獲得するのに適したホームページが「業務特化型」と言えるでしょう。
ホームページに来るのは、まだ先生を知らない人たちです。「相続税」や「会社設立」など、そのようなキーワードで検索して、ホームページに辿りつく人たちになります。
業務特化型は、まだ先生のことを知らない人たちを集め、お問合せを獲得し、受任につなげるためのホームページです。
「ホームページで新しい顧客を集客したい」とお考えの場合は、業務特化型ホームページの作成をおすすめします。
こうした業務特化型のような集客用ホームページでは、
1.ホームページへの訪問者を増やす工夫
2.ホームページの訪問者からお問合せをもらう工夫
の2つをする必要があります。
事務所公式型のように、事務所概要や先生のプロフィール、得意分野を羅列しただけのホームページでは、集客することもお問合せを発生させることもできません。
では、具体的にどういった工夫が必要なのでしょうか。次から簡単にご説明します。
訪問者を増やすには、SEOでホームページを上位表示させるのがお金もかからず、良い方法です。税理士先生の場合、「業務に関連するキーワード」でホームページを上位表示させるのが最も手っ取り早い方法でしょう。
そのためにも、得意分野が複数あったとしても、どれか1つの業務に特化して、ホームページを作成するのがおすすめです。相続税なら相続税だけに絞り、1つの業務分野に特化した内容にすると、それに関連するコンテンツも増やしやすく、「相続税」のキーワードでホームページを上位に表示させやすくなります。
業務特化型ホームページの場合、先生のことを何も知らない人たちがホームページを訪れます。そのため、先生がどれだけ「信頼」できるか、先生にどれだけ「専門性」があるかを伝えなくてはいけません。
専門性を伝えるには、先生ご自身が「相続税の専門家です」と言っても説得力に欠けてしまいます。特定の業務分野の情報コンテンツを、ホームページに多く掲載するのが最も効果的でしょう。専門用語を使って書くのではなく、できるだけ分かりやすく一般的な言葉を使って作成するのがコツです。
分かりやすい専門的な記事・コンテンツを読んだ訪問者たちは、先生に好感を持ち、専門性と信頼性があると思ってくれます。この専門的な情報コンテンツがあるかないかが、事務所公式型との大きな違いです。
お問合せを発生させるためにも、「無料相談」などの無料コンテンツを必ずホームページ上に用意しましょう。
3.事務所公式型、業務特化型、どちらを作成すると良いのか
いかがだっでしょうか。
事務所公式型と業務特化型は、同じホームページであっても、その使用目的が全く異なってきます。
先生が紹介営業を主に活動していくのか、インターネットから新規顧客を開拓していくのかによって使い分けるのをお勧めします。
一般的には、事務所公式型のホームページを名刺代わりに1つめのホームページとして作成し、2つめ3つめのホームページを業務特化型で作成するパターンが多いです。
しかし最近は、1つめのホームページで業務特化型を作成される先生も増えています。どちらのホームページで作成すれば良いか迷ったら、【あきばれ税理士パック】の税理士専門の集客コンサルタントに無料で相談することも可能ですので、ぜひご遠慮なくご活用ください。
>>>税理士専門のホームページ活用アドバイス
「税理士ホームページの目的は? 紹介か、集客か」はいかがでしたか?
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