税理士のSEO~キーワードの選び方~

「ホームページを作ったのに、アクセスが集まらない・・・」という税理士先生は結構いらっしゃいます。その原因は色々と考えられますが、一番大きな原因は「SEO対策がうまくいっていない」からです。ホームページにアクセスを集めるために、税理士のSEO対策法をご紹介します。

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目次

1.SEOとは?
2.大切なのはキーワードの選び方
3.アクセスを増やせるキーワード選定 3つのポイント
 ・ポイント1:ターゲットが検索しそうなキーワードを選ぶ
 ・ポイント2:検索回数が多いキーワードを選ぶ
 ・ポイント3:検索結果の上位に入れそうなキーワードを選ぶ
4.Googleキーワードプランナーを活用しよう
5.複合キーワードを選ぶ 3つのメリット
6.複合キーワード作成のコツ

SEOとは?

SEOは、ある特定のキーワードで検索したときに、ホームページを上位表示させる対策のことです。つまり、どのキーワードで検索したときに上位に表示させるのか、「キーワードの選び方」がとても重要なポイントになってきます。

大切なのは、キーワードの選び方

いくらSEOの対策をしても、そもそもの選んだキーワードが間違っていたら、ホームページはいつまでたっても上位に表示されません。当然アクセスも集まらないことになってしまいます。

それでは、どうしたらアクセスが集まるキーワードを間違えずに選べるのでしょうか。キーワード選定には3つのポイントがあります。

アクセスを増やせるキーワード選定 3つのポイント

ポイント1:ターゲットが検索しそうなキーワードを選ぶ

ポイントの1つ目として挙げられるのは、ターゲットが検索しそうなキーワードを選ぶということです。そもそもターゲットに検索されないキーワードを選んでしまったら、どんなに上位に表示されたとしても、来て欲しい人はホームページに来てくれません。

ターゲットが検索しそうなキーワードを選ぶには、ターゲットのことを具体的にイメージしましょう。ターゲットの年齢や経営している企業の規模、年商など、細かい部分までイメージすることが大切です。

ターゲット像を具体的にすればするほど、ターゲットが検索しそうなキーワードを想像しやすくなります。

ポイント2:検索回数が多いキーワードを選ぶ

2つ目のポイントは、検索されている回数が多いキーワードを選ぶことです。

いくらターゲットが検索するキーワードでも、検索回数が少なければ、ホームページへきてくれる人も少なくなってしまいます。

キーワードがどれくらい検索されているかは、Googleが提供している「キーワードプランナー」で調べられます。このキーワードプランナーについては、後でもう少し詳しくご紹介します。

ポイント3:検索結果の上位に入れそうなキーワードを選ぶ

ポイントの3つ目は、検索結果の上位20位以内に入れそうなキーワードを選ぶことがあげられます。検索結果の上位20位以内に入れないと、ホームページへのアクセス増はほとんど期待できません。アクセスを増やすなら、上位20位以内に入っている必要があります。

それなのに、上位20位以内に入れる見込みのないキーワードを選んで対策しても、するだけ時間と労力の無駄です。

上位20位以内に入れそうかの確認は、キーワードを決める前に、実際にキーワードで検索して調べてみてください。

検索結果に表示された上位20位以内に入っているサイトをじっくり分析しましょう。「ページ数」「ページ内容」などをご自身のホームページと比較して、勝てる見込みがあるかどうか判断してみてください。

Googleキーワードプランナーを活用しよう

SEOのキーワード選定のときに役に立つのがGoogleキーワードプランナーです。Googleアドワーズのアカウント(無料)を持っていれば、どなたでも活用できます。登録がまだのことは、ぜひ登録してみてください。

キーワードプランナーにキーワード候補を入力すると、

 ・キーワードの平均検索ボリューム数
 
・競合性

が分かります。

たとえば「税理士」のキーワードは、検索ボリュームが40,500あり、ボリューム数は十分です。競合性も「中」になっているので、「高」よりは上位表示しやすいことになります。

対して、「税理士 ホームページ」のキーワードは、検索ボリューム数が90のみと非常に少なく、競合性は「高」です。これは上位表示させるのが難しい上に、検索数も少ないという、なかなか手ごわいキーワードと言えるでしょう。

税理士におすすめのキーワードは「複合キーワード」

税理士の場合、「相続税」などの単一キーワードではなく、「新宿 相続税」などの複合キーワードを選ぶのがおすすめです。

一般的に単一キーワードは競合性が高く、上位表示が難しいものが多いです。また、「相続税」だけでは検索者のニーズが不明確。相続税の意味を知りたいのか、相続税の手続きの方法を知りたいのか、相続税の計算方法が知りたいのか、全くわかりません。

これらの理由から、単一キーワードを選ぶのは、やめておいた方が良いでしょう。
複合キーワードなら、検索者のニーズがある程度明確に見えます。

たとえば、「取扱い業務分野」×「相談」「取扱い業務分野」×「税理士」「事務所の商圏」×「取扱い業務分野」などです。

複合キーワードを選ぶ 3つのメリット

このような複合キーワードを選ぶメリットは3つあります。

1つめは、単一キーワードと異なり、検索者のニーズがあるていど明確に見えること。

2つめは、検索ボリュームは減るものの、成約につながりやすいアクセスを集められること。

3つめは、単一キーワードに比べ、競合性が低くなる傾向にあるので、上位表示もさせやすいこと。

ぜひこれらのメリットを念頭に、キーワードを選び出していただければと思います。

複合キーワード作成のコツ

税理士の複合キーワードには、作成のコツがあります。コツさえ身に着けてしまえば、ある程度必要な複合キーワードは網羅できるはずです。

コツは、取扱い分野に「関連するワード」と、「相談」「地域名」「税理士(士業名)」を組み合わせること。

ふとえば、相続なら関連するワードとして「名義変更」や「遺産分割」が考えられます。「茨城 名義変更」「遺産分割 相談」など、相続に関連する派生ワードに複合キーワードを掛け合わせると簡単に作成できます。ぜひお試しください。

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