問合せUP! 税理士の伝わる文章作成術(1)

ホームページからお問合せを獲得するには、「税理士先生に仕事を依頼すると、自分でするよりもメリットがある」ことを伝えることが大切です。

お問合せを獲得するために、情報を伝える文章力を養いましょう。そこで、税理士先生の伝わる文章作成術をご紹介します。

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目次

1.お問合せを獲得するには、伝える「文章力」が必須
2.まずは顧客像を意識する
3.税理士先生が作成しがちな「分かりにくい」「伝わりにくい」文章例
4.伝える文章を書くコツ――読み手のレベルに合わせる

お問合せを獲得するには、伝える「文章力」が必須

ホームページからお問合せを獲得するには、「税理士先生に仕事を依頼すると、自分でするよりもメリットがあること」「ライバル事務所よりも、先生に頼んだ方が良い理由」などをを伝えられなくてはいけません。

それらを伝えるのは、やはり「文章」です。

つまり、伝えたいことを伝える「文章力」がないと、ホームページからお問合せを獲得するのは難しいと言えます。

税理士先生は、文章を書ける方が多いです。職業柄、本を読むことも文章を書くことも多いからでしょう。しかし、ホームページに掲載する「伝えるための文章」は、税理士先生が日常的に触れている文章とは、少し異なります。

税理士先生が普通に文章を書いてしまうと、専門用語や漢字が多くなりがちで、一般の人には理解しづらいものが出来上がってしまいます。

そこで税理士だからこそ、意識していただきたい「文作成のポイント」を数回に分けて、ご紹介します。ぜひ以下のポイントに気を付けて文章を作成いただき、ホームページからお問合せを獲得ください。

まずは顧客像を意識する

具体的な文章作成術に入る前に、「先生の顧客は誰か」を明らかにしてください。

「誰に」向けて文章を届けるのかを決めておかないと、伝える文章は書けません。

先生は、どんなお客さまに仕事を依頼されたいでしょうか?

女性? 男性? 企業の経営者? 経営幹部? 資産家? 30代? 50代?

性別、職業、年齢、住んでいる場所、年収など、細かく設定すればするほど、伝える文章が書きやすくなります。

具体的な顧客を絞り込めたら、その悩みを抱えている顧客が使いそうな言葉を使って文章を作成しましょう。具体的に絞り込めていれば、その顧客の心に響きそうな内容も想像がつくはずです。

文章を作成するポイントは、「その他大勢」に向けて書くのではなく、「たった一人のために」文章を書くこと。一人の具体的な顧客に向けて文章を書くと、共感を得やすい文章を書くことができます。

税理士先生が作成しがちな「分かりにくい」「伝わりにくい」文章例

それでは具体的な話に入っていきましょう。
税理士先生が作成しがちな文章は、以下のようなものです。

 ・専門用語を多用する
 ・文語調の堅苦しい言葉使い
 ・冗長で、一文が長い
 ・漢字が多い
 ・役所の解説のような、結論が後回しの文章
 ・文字がびっしり詰まっている

これは職業柄、仕方のないことだと思います。なぜなら税理士先生が普段目にする文章は、こうした文章が多いからです。日本語として、文章として、決して間違っているわけではありません。しかし、一般の人にはこうした文章はどうしても難しく、分かりにくい文章です。

伝わる文章を書くコツ――読み手のレベルに合わせる

一般の人は、専門用語が多くては理解できませんし、堅苦しい冗長な言い回しでは息が詰まります。漢字が多いと見るだけで読むのが嫌になる人もいます。そもそも難しい漢字は読めないかも知れません。

また、ネットで文章を読んでいる人たちは、急いで自分の欲しい情報だけを探しています。結論や言いたいことが後回しの文章に気長に付き合ってくれる人はまずいません。

ホームページには色々な人が来ます。先生に仕事を依頼する人も様々でしょう。職業、年収にもばらつきがありますし、学歴も当然違います。

伝わる文章を書くには、読み手のレベルに合わせることが大切です。使う言葉や漢字は、義務教育終了程度で分かるものまでに限定するのが「伝わる文章」を書くコツです。

簡略化することをぜひ意識してください。中には、「不正確な表現は良くない」「簡単にしたらニュアンスが変わってしまう」と懸念される税理士先生もいらっしゃるでしょう。

しかし正確さを重視してすべてを盛り込んだ文章よりも、不必要な情報はそぎ落とした簡潔な文章の方が理解やすいことは、多くあります。いくら正確さを重視していても、相手に伝わっていないのでは、何も伝えていないのと同じです。

また、微妙なニュアンスの違いは、一般の人には分かりません。思い切って、伝える内容は厳選し、分かりやすい文章を書いていただければと思います。

それでは次回、いよいよ「伝わる文章を書くコツ」を具体的にご紹介していきます。

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